オープンカーの種類
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オープンカーの種類

オープンカーはその名の通り、屋根が開閉できる、または全く屋根のない自動車です。しかし、オープンカーには数多くの種類が存在します。
マツダが制作するロードスターはオープンカーの代表車種でしょう。ロードスターはボディタイプとしての名称でもあり、「はじめからオープンスタイルを前提とした設計である」ことが大きな特徴だと思います。一般的に2人乗りです。
次にスパイダーです。スパイダーもロードスターと同様に、オープンスタイルを前提とした設計の自動車であるオープンカーです。屋根代わりとなる簡単な幌は取り付け可能で、幌と車体を結ぶ紐が蜘蛛の糸のように見ることからスパイダーと呼ばれるようになったとも言われていますが、正式な由来は明確になっていません。「スパイダー」という呼称は、アルファロメオやフィアットなど、イタリア車のスポーツカーで多く見られます。
セダンタイプをベースとしながらも、屋根を着脱できる自動車をコンパーチブルと呼びます。これまでのロードスターやスパイダーと異なり、「屋根が付いている状態を前提とし屋根を外せる」点が特徴でしょう。
最後にカブリオレがあります。カブリオレもまた、コンパーチブルと同様に屋根がついている状態が基本となるオープンカーの一種です。カブリオレは古くからヨーロッパ地方、とりわけフランスで使用されていた馬車がその名の由来です。そのため欧州の自動車メーカーのオープンカーには大抵「カブリオレ」という名前が付いています。