過払金返還請求の金額が多くなると…
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過払金返還請求の金額が多くなると…

過払金返還請求の金額が多くなると簡易裁判所ではなくて、地方裁判所にいくことになります。地方裁判所は簡易裁判所と違って、相談できるところもないということです。より厳粛なイメージというところでしょうか。訴状手続きをして、一週間以内には日程を決めるための電話がくるそうです。

地方裁判所の場合は、期日呼出状が届きます。簡易裁判所と違って書面で来るそうです。特別送達郵便というものできます。地方裁判所でも第一回口頭弁論には相手は来ない場合が多いようです。答弁書で良いのですが、簡易裁判所との違いは、第二回目以降は相手側は必ず出席しないといけないそうです。相手側の会社の人間か依頼をされている弁護士でもよいそうです。金融業者の中には、みなし弁済ということを言ってくるところもあるそうです。みなし弁済とは、金融業者の方がいくつかの要件を満たしていれば、利息制限法を超えた利息を取っていても有効とみなされることだそうです。

債権者が任意に利息として支払った場合とあるのですが、利用者がその条件でもいいから借りたでしょうということのようです。このみなし弁済というのを主張してくる会社もあるそうです。いろいろ言ってきたりもしますが、和解するにしても一円でも多く返還してもらうという気持ちは捨てない方がいいと思います。第一回口頭弁論は裁判官の質問に答えていくということでいいそうです。

その後、和解に応じなければ2回目の口頭弁論となり、あちらが依頼した弁護士と話すことになります。二回目の口頭弁論ですが、和解をする気がないわけではないと思いますので、相手側のスタンスを電話で確認したほうがいいそうです。和解できるようなら、そこで決着をつけるのも良いかと思います。