英語の効率と理解力
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英語の効率と理解力

当然ながら、大人が勉強するのと、子供が勉強するのは違います。よく「子供の時は記憶力が良かった」という意見を聞きますが、半分は間違っています。子供が英語を習得するには、とにかく英語を聞いて慣れているのです。同じだけ声に出して、意味が分からなくても言葉を覚えていきます。しかし、大人の場合ではそうはいきません。毎日まとまった時間を英語学習に当てられるわけでもありません。大人の方が当然時間はありませんが、「理解能力」があります。

例えば、「be going to」「will」の違いについて、しっかり説明できるでしょうか。これを子供に聞くと、なんとなく使う子が多かったり「どっちでもいいだろう」と思って適当に使っていることが多いそうです。しかし子供は、これから長い時間を英語に使えます。その中で違いを学んで、使い分けができるようになるでしょう。しかし大人の場合はどうでしょう。ちなみにこの例であると「既に予定が決まっている場合は『be going to』で、今決めた場合は『will』」になるのです。例えば、大学が急に休講になったとします。その時に「時間できたし買い物でも行こうかな」という時は「will」です。友達と話していて「来週のその時間は空いているから買い物にいこう」の予定を立てる時は『be going to』になります。大人であれば、こう説明をされたら理解ができると思います。

しかし恐ろしいことに、大人でも「使っているうちに慣れるだろう」と、そもそもの理解を放棄している人がいます。子供と違って使える時間も限られているのですから、もっと効率的に学ぶ必要があります。ひとつの例ですが、三年英会話教室に通った人でも、この未来形の説明ができない、という人もいたそうです。