エコと便利の両立について
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エコと便利の両立について

連日の猛暑のなか皆さんにとってのお悩みごとは、「熱さ対策」とともに必要な「感染症予防対策」の両立であったりするのではないでしょうか。この猛暑のなかで「マスク」が必要となる世の中を誰が想像していたでしょう。「地球の温暖化」と「新型コロナ」の影響は、皆さんの日常的な生活の過ごし方までにも変化をもたらせています。テレワークが皆さん自身の働くスタイルを変えたように、社会全体が大きな分岐点としての変化が必要であるのかもしれません。2020年7月1日~スタートしたレジ袋の有料化は、皆さんの「エコ」への気づきともなる意識をチェンジするキッカケともなるのでしょうか。ネットのニュースサイトなどでは、お菓子の過剰包装に対して声を上げる学生の姿が連日に渡り配信されておりますが、資源を「節約」する精神は、本来日本人の生活のなかに長年に渡り根付いていたものであり、お茶碗にご飯粒が1粒でも残っていたら傍にいる祖父母から注意を受けたご記憶のある方も多いのではないでしょか。歴史のなかで人々の暮らしは常に変化をもって息づくなかで、いつの日のことからかお店では野菜などがOPP袋で綺麗に梱包された状態で陳列され、買い物をすれば無料のレジ袋がサービスされることが当たり前となり、ダイエットのためにお弁当のご飯や喫茶店のランチのご飯を半分以上残すことが平気な時代になりました。この度、開始されたレジ袋の有料化とともに、社会の便利が当たり前であるといった価値感を見直す人々が、次なる生活スタイルのあるべき姿を見出していけるよう、「エコ」と「便利な生活」の両立を模索していく時代なのかもしれません。