贈り物を選ぶのに困ったら（４）文房具

贈り物選びに困った場合、文房具類を贈るというのを選択肢に入れるのは、かなり無難といえるでしょう。
なぜなら学生であれ社会人であれ、また主婦や主夫であっても、何かしらの言葉や数字を記入する、という機会は多いものだからです。

学生であれば、パソコンがこれほど普及している現在も、勉強といえば手書きで行うのが一般的です。書いて考える、覚える方が記憶に定着しやすいのかもしれません。

それに、生活の中で、署名・サインをする機会が多くあります。
署名やサインはなにがしかの法的効力を発揮したり、自己同一性の証明などといった、大きな意味を持っています。「確かに私が確認・許可をしました」という宣言となるのです。
そのような重大な行為のための道具は、こだわって良いものを持ちたいと思うのではないでしょうか。

ペン類で使用頻度の高いものといえば、シャープペンシルかボールペンだと思われます。
さらに署名やサイン、勉強やメモ書きに使う道具で最も使用頻度が高いのは、おそらくボールペンです。
メモ、ノート、筆箱など文房具も様々ですが、いずれもペン類など書くもの自体の周辺器具であるといえます。

サインや署名、公式な提出書類などは、「青か黒のボールペンで記入してください」と注意書きをしていることもあります。
社会人にプレゼントするには、ボールペンの方が良いかもしれません。
学生であれば、ノートに書いた文字や図形を修正することが多いでしょうから、シャープペンシルもよく使われるでしょう。

また、高齢の方などは、あまり文字を書く機会が少ないかもしれませんので、格調の感じられる万年筆というのも良いですね。
世代・性別を問わず、ペン類はプレゼントに最適だと思われます。