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贈り物を選ぶのに困ったら(3)衣類
衣食住のうち、「衣」、つまり衣類をプレゼントするのも良いでしょう。
食事で栄養補給をしなければ生物としていきていけませんが、同じように、寒い時は厚着をして、暑い時は薄着をする、という形で体温調節の機能を、衣類は担っています。
さらに、衣類は来ているものによって様々なメッセージを持っていたり、こういう服を着る人はこういう主義を持っている、こういう傾向がある、といった象徴的で文化的なものでもあります。
良い服を着るということは、季節にあった快適さと、オシャレや見た目の良さというより積極的な意味合いを生み出すものですので、そのような物品をプレゼントすることは、非常に意義深いものだと考えられます。
もちろん、プレゼントの値段というのは、高いほど感謝の気持ちを呼び起こすものかもしれません。
逆に、高価な贈り物は相手に「お金をたくさん使わせてしまった」というプレッッシャーになることもありますし、同僚などにそうした高価なブランドものを送ってしまうと、異性として好意があるというような意味合いになってしまうこともあり得ますので、注意が必要です。
高価なブランドものを贈るほどの経済的な余裕がない、という人もいるでしょう。
そこに込められた気持ちの強さは、商品としての値段とは必ずしも比例するものではないと思います。
食品を贈るのと同じように、高級和牛やキャビアなどを選ばずとも、自分がとても良いと思っているささやかなもの、相手に似合うものをと心をこめて選んだものをチョイスすれば、気負いもなく、感謝やお祝いの気持ちが伝わりやすいのではないでしょうか。