贈り物を選ぶのに困ったら(1)
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贈り物を選ぶのに困ったら(1)

社会人になって以降は、贈り物、ギフト、プレゼントを贈る機会がとても多くなります。

仕事で関係のある人や団体に物を贈る場合や、お中元などにおいては、あまり何をあげようか、と困ることはないかもしれません。
そうしたやや格式張ったようなプレゼントでは、百貨店やカタログギフトのようなものを送っておけば、とりあえず問題はありませんし、相手もそのようなスタンダードなもので満足してくれると思います。

しかし、仕事の同僚や親族、恋人などにプレゼントをする場合は、少し事情が違ってくるでしょう。
そこには社交辞令は一切なく、本当に思っていることやお祝いの気持ちが表現されることになります。
食品の詰め合わせのようなギフトセットによくある、食べて終わりの形の残らないものよりは、もっと長く、大切に使ってもらえて、使用価値も高いものを贈りたいと考えるのではないでしょうか。
好きな人、大事な人が喜んでいる顔を思い浮かべながら、あれにしようか、こっちの方が好みかな、とあれこれ考えるのは、とても楽しい時間です。

しかし、そのように非常に重要で、自分のお祝いや感謝を表すようなプレゼントを選ぶのは、とても難しいことでもあります。
手作りの品をあげればとても喜ばれるし自分も気持ちがいい、と思われますが、そのようなスキルも道具も、経験もないという人がほとんどでしょう。それに、自作のものだと、「絶対に使用価値がある」と言う自信も持てないかもしれません。詰まっている気持ちと「もの」としての使用価値は比例しないからです。

とはいえ、既製品をネットで買って宅配してもらい、と言うのも味気ないような気がします。
そこで、どのようなプレゼントが大事な人に贈るのに良いのか、具体的な品をあげながら見ていきたいと思います。