水害の安全対策!平時の心構えと緊急時の心構えを解説
1 min read

水害の安全対策!平時の心構えと緊急時の心構えを解説

海や川の周辺にお住まいの方は、水害の安全対策を普段から意識しておきたいです。しかし、安全対策と言っても「何から始めれば?」と戸惑うこともあるでしょう。

そこで、この記事では水害の安全対策として、平時の心構えと緊急時の心構えについて解説します。併せて避難時に備えておきたい防災グッズについてもまとめるので、ぜひ参考にしてみてください。

水害の安全対策!平時の心構え

まずは平時の心構えについて見ていきましょう。

気象情報や天気予報に注意しておく

台風のシーズンや梅雨のシーズンなど、水害が起こりやすい時期は普段から気象情報や天気予防に注意しておくことが重要と言えるでしょう。大雨や洪水による被害が出やすい時期は、特にテレビ・ラジオ・ネット・新聞の情報を見落とさないようにご注意ください。

必要最低限の防災袋を準備しておく

災害はいつどこで発生するかわからないため、必要最低限の防災袋を準備しておくことも忘れてはなりません。緊急時は救助が遅延したり停電が発生したりすることも珍しくないため、数日分の非常食や水を用意しておくと安心ではないでしょうか。

なお、詳しい防災グッズについては後の項目「避難時に備えておきたい防災グッズ」で解説するため、併せてご覧ください。

避難経路や避難場所を確認しておく

大規模災害では避難が必要となるため、あらかじめ避難経路や避難場所を確認しておくことも重要となるでしょう。

災害発生時の状況によっては家族がバラバラに避難しなければならない状況もあるため、避難経路や避難場所は普段から共有しておくのが賢明です。遠方にいる場合はすぐに連絡できるよう、避難時の連絡先についても共有しておくことをおすすめします。

また、水害などの範囲をあらかじめ予想しておきたい場合は「建設技術研究所のハザードマップ」にも目を通しておきましょう。

家具家電を固定しておく

大雨や洪水によって床下浸水が発生すると、固定していない家具家電が倒れる可能性もあります。そのため、家具家電はあらかじめ固定しておくのが賢明です。

あらかじめ固定しておくことで水流によって押された家具家電に挟まれるのを防げる他、住宅の損壊を防ぐのにも役立つでしょう。

住宅周辺を整理しておく

台風や梅雨が迫っている場合は、住宅の周辺を整理しておきましょう。

雨戸や雨どい、瓦屋根や茅葺屋根などは特に水害の影響を受けやすいため、普段から手入れしておくことが重要です。劣化している場合は定期的に新品に交換するなど、災害に耐えられるよう予防しておくことを推奨します。

水害の安全対策!緊急時の心構え

次に緊急時の心構えについて見ていきましょう。

警戒警報や避難命令に従う

災害が発生した場合は、警戒警報や避難命令に従いましょう。人によっては周辺の様子を見に行ったり、避難せずに自宅で待機したりしますが、警戒警報や避難命令を無視した場合、命を落とすこともあるかもしれません。

市区町村はもちろん、警察署や消防署から別途で指示が出ている場合は速やかに従ってください。

落ち着いて行動する

緊急時は冷静さを失って自己判断で行動してしまうこともありますが、とにかく落ち着いて行動することが重要です。みんながみんな「我先に」と行動すると怪我や事故に繋がるため、一度呼吸を整えてから行動に移すことを推奨します。

近くにお子さんやお年寄りがいる場合は、優先的に行動させるなど周りを見て行動することも求められるでしょう。

単独行動を控える

水害に限らず、どのような場合でも単独行動は控えるようにしましょう。

一人暮らしでやむを得ず単独行動しなければならない場合は、近所の人と協力しながら行動するのが望ましいです。仮に孤立した場合は警察や消防など、頼りになる公共機関に連絡することをおすすめします。

避難時に備えておきたい防災グッズ

避難時に備えておきたい防災グッズとしては次のようなものがあります。

  • 飲料水/食料品/常備薬/懐中電灯/着替え/貴重品/スマホ(携帯電話)/モバイルバッテリー/ラジオ/軍手/救急道具/携帯トイレ/ウェットティッシュ/タオル/ホイッスル

上記のものは予め防災袋などに入れて保管しておくと安心です。

災害の状況によっては買い物に出かけられない状況となるため、数日分の食べ物や飲み物も普段から備蓄しておきましょう。

まとめ

水害は安全対策を行うことで、一定の生存率を確保できます。中でも、平時の心構えと緊急時の心構えを知っておくことで、より災害発生時にも冷静に行動できるはずです。

併せて、防災グッズも用意しておくなど万全の準備を行っておきましょう。