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消しゴム

学生から社会人にとっても必需品となる消しゴムですが、「消す」という本来の目的を進化させたばかりでなく、その消しカスにまで配慮した商品が続々と登場しているようです。使用頻度の高い学生にとってはもちろんのこと、会社のデスクの上を汚したくない社会人にとっても、消しカスで汚れてしまうという悪いイメージがあり、さらにプラスチックということで、捨てるときに気を付けなければならないという手間がかかる場合もあります。

進化している消しゴムは、消しカスが飛び散らず、まとまるのがあたりまえともなってきました。さらに、力を入れなくても軽い力できれいに消せるようにも改善されてきました。

定番のプラスチック消しゴムもさらに改良され、消しカスのまとまり具合やサイズの展開も豊富なことはもちろんですが、さらに優れた消しゴムは、消し跡がほとんど目立たないというところまで進化しているようです。また、環境配慮型では、エラストマー樹脂を採用し、燃やしても有害ガスが発生しないものまであります。とはいえ、通常のプラスチック消しゴムのカスも、日本のように焼却設備が充実した国では、適切に焼却できるため、問題はないとされています。

各メーカーとも、消しやすさと消しカスの散らばりにばらつきがあり、消しカスが気になる人には、消しカスに適度な粘りがあり、比較的一本にまとまりやすいものがおすすめかもしれません。全体的には、消しゴムの摩擦の軽さとまとまりやすさは反比例する傾向にあるようですが、なかには、消しやすさとまとまりやすさを兼ね備えたものもいくつかあるようです。学生にとっては、マークシート方式の試験を受けるときには、ぜひ用意しておきたい一品かもしれません。

形は、定番の四角いものから、ノック式のペンタイプ、ホルダータイプまでありますが、実用性からは、定番のものが使いやすく性能もよいようです。