日本犬はボケやすい？

犬も、高齢になるとだんだんとボケてくると言われているようです。
その中でも、今の時代の「日本犬」は、洋犬にくらべてボケやすい傾向にあるというのをご存知でしょうか。
単純に「日本犬」は、日本で飼われている数が多いとされているため、日本でデータを取ろうとすると、統計上に浮かび上がってくるボケてしまった日本犬の数も多くなってしまうのでは？　という考え方もあるようなので、一概には言い切れないようですが。

なお昔の日本犬は、古くから魚などを食べてきたという習慣が見られていたため、魚から摂取できる「EPA・DHA 」などと言った栄養素が日常的に供給されていたとしているのに対し、現代の日本犬の餌などは洋風に変化してきたため、古来からの日本犬ならではの代謝に必要とされている「EPA・DHA」 などが不足してきていると考えられています。
これがボケを促進しているという説もあるようです。

ちなみに、高齢になったワンちゃんにとって、季節の変わり目などには注意が必要であるということはご存知でしょうか？
ボケているにしろ、以内にしろ、季節の変わり目というのは、自律神経のコントロールがうまく出来なくなり、下痢や嘔吐といった体調不良が起こりやすくなるとされているようです。

とくに、夏の急激な気温上昇などは、最悪の場合、命に関わるとともあるとされており、年齢を重ねたワンちゃんにとって、日々の栄養管理は欠かせないものと言えるのではないでしょうか。

ボケ防止も含め、年齢にあったフードを選び、適度な散歩や運動をさせてあげ、サプリメントやアロマテラピーなどで上手に自律神経をコントロールしてあげることが大切です。
また、定期的に健康診断を受けるということも大切でしょう。