書道具を高く売りたい!コツと注意点を解説
家に書道具が眠っている場合、どのくらいの金額で売れるのか、そもそも買取の対象になるかなど、気になる人もいるかもしれません。この記事では、どのような書道具が売れるかの例と、高価で売るためのポイント・コツについて解説します。少しでも高価で売りたい人は、参考になる内容かと思います。
売れる書道具例
書道具と一言で言っても、種類はさまざまです。
売れるものの一例として、以下のようなものが挙げられます。
- すずり
- 墨
- 筆
- 印材(ハンコ)
それぞれ市販であれば、数百円から数千円程度で購入できるものですが、メーカーや年代によっては高値で取引されることもあります。
同じカテゴリでも、材質の価値が高く金額が高値となる場合もしばしば見かける事例です。
たとえば、日本製のすずりは5,000円から10,000円程度が相場となりますが、中国製のものは30万円程度で売れるケースもゼロではありません。
反対に、偽物や簡単に手に入る市販品には価値が付けられない場合もあるため注意が必要です。
書道具が高価で売れる3つのポイント
次に、高値で売るためのポイントを3つ紹介します。
以下の特徴に当てはまるものは、高価で売れる可能性が高いと言えるでしょう。
サインなどの付加価値がある
作家の中には、目立たない箇所に銘と呼ばれるサインを掘っている場合があります。有名な作家の銘が入った品物は、付加価値が付き高値で売れる可能性が高いです。
また、象牙や堆朱のように素材そのものが高価である場合も、高価で買取ってもらえるかもしれません。
有名なメーカーが作っている
日本製よりも中国製のものが高く売れるケースが多いですが、メーカーによっては日本製のものでも高く売れることもあります。
どのメーカーが作ったかは、本体や箱などのサインで判定できることが多いです。ただし、サインがかすれていたりはじめから印字されていないケースもあるので、自分で判断せず専門家に相談することをおすすめします。
年代が古く希少価値が高い
書道具は骨董品として扱われるため、年代が古く希少価値が高くなるほど、買取金額もアップする傾向にあります。特に生産量が少なく、現代では入手困難な品物になればなるほど価値が高まります。お手元の書道具が年季の入っているものだと感じたなら、一度査定に出す価値があるでしょう。
書道具を高価で売るための3つのコツ
書道具を高価で売るためには、以下のような3つのコツがあります。少しでも高価で売るために、売却前にぜひチェックしてください。
鑑定書や付属品も一緒に提出する
鑑定書や付属品がある場合、本体と合わせて査定に出しましょう。
鑑定書は客観的に価値を判断する材料として有効です。箱などの付属品があれば、一式を揃えたい人にとっては大きな価値を与えます。
また、価値のある書道具は箱に梱包されている傾向にあるため、箱とセットというだけでも価値があると示しやすくなるでしょう。
自分で判断せず専門家に相談する
書道具は材質や年代によって買取金額が大きく異なります。
インターネットでも相場を知ることはできますが、正確な相場を知りたい場合は専門家への相談をおすすめします。
たとえば、書道具や骨董品の買取を行っている「えびす屋」では、鑑定士が作品を査定してくれるため、自分では判断できない価値を把握できるでしょう。
複数の買取業者に見積もりを貰う
書道具を含む骨董品の買取業者は複数あり、各社によって基準が異なります。
そのため、同じ品物であっても、どの業者に買取してもらうかで手に入る金額にも差が出てしまいます。
適切な価格で買い取ってもらえるように、1社の見積もりだけを見て判断せず、複数の買取業者を比較したうえで、納得した業者に依頼しましょう。
まとめ
この記事では、どのような書道具が売れるかという例や、高価で売るためのポイント・コツについて解説しました。骨董品は材質や年代などによって価値が異なるので、自分だけで見極めるのは難しいでしょう。
自分で判断して安値で売ってしまわないように、専門家である買取業者に査定を依頼することをおすすめします。高く売りたい人は、まずは専門家に相談しましょう。