麻雀の基本
麻雀についてこれまで学んだことのない人は、まず基本を押さえる必要があります。
基本とは何か。それはルールに他なりません。
麻雀はルールに則って行われるゲームです。
しかしルールだけが麻雀を支配しているわけではありません。
4メンツ1雀頭と呼ばれる概念も身に付ける必要があります。
初心者の方にとっては聞き慣れない言葉でしょうが、麻雀を学んでいく上で必ず必要になる心構えですから、是非この機会に覚えるようにしましょう。
4メンツ1雀頭とは、いわゆる「あがる」ために求められる形勢です。この形勢を作ることが出来なければ、どれほど有利な手を見出しても、勝つことはできません。
これは確固たるデータが示しています。
データの1例をご紹介すると、「あがり」の97%は4メンツ1雀頭だとされています。つまりあがることを目標にしている限り、4メンツ1雀頭の形勢を見据えなければならないのです。
麻雀は配牌された時、13枚であるところから始まります。
それを5ブロックに変えることが4メンツ1雀頭を生み出すのですが、慣れてくれば理解できるようになりますところで初心者を除き、麻雀愛好家はこうした基本的な態度を軽視しがちです。5ブロックの重要性を説かれても、「もっと実践的なテクニックを教えろ」と言い返す者もいます。
しかし頭で理解することと、実際に行えることとは異なります。5ブロックの重要性を理解している人が、それをプレーに活かすことが出来るとは限りません。
ですからある程度麻雀をかじったことのある人でも、基本的な心構えを改めて抑えた上で、それをどう実戦に結び付けるのかを考える必要があります。そのためには、構想を明確化する作業が必要です。
ここ最近は全自動麻雀卓の普及も多いため、麻雀をやったことがない人でも気軽に麻雀を始めることが出来るようになってきました。勝敗にこだわる前に基礎を理解できるかどうかが勝ちへの一歩なのかもしれません。