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税理士事務所での業務は多様
税理士登録には実務経験が必要であることは、受験を志している人には周知の事実でしょう。しかし就職先選びはまだ先のことと考えている人は意外と多いのでしょうか。そこで早めの就職活動開始に参考となるお話をしたいと思います。
最初に考えておかなければいけないことは、自分が税理士として将来どういう方面に進みたいかという事をある程度決めておくべき、という事です。中小企業がクライアントのメインという事務所であれば、税務顧問的な業務が主体となります。
あるいは、業務自体が特殊あるいは分野が特別という会計事務所では、業務自体も狭く深くという専門性が求められるでしょう。
例えば、医療関係、今はやりの介護関係、飲食方面であってり、IT、ベンチャー企業が相手という事務所もあるでしょう。大手税理士事務所で、特化したサービスを売りにしている部署であれば事業再生、M&A、国際税務、IPO等々挙げればきりがないほど多岐にわたっての業務のいずれかに関わることになるかもしれません。
うまく自分に合った業務に当たればいいし、そうでなければあまり潰しのきかない業務経験を積むことにもなってしまい、後々転職した場合難しい面も出てきます。
いずれにしても、早めに将来の方向性はある程度考えたうえで事務所選びをする必要があると言えそうです。