海外のサロン
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専門店はユニセックスサロンでも難しい、ネイル ・カラーエステなど特殊技術を売り物にしています。その意味では、 アメリカには 理容・美容の区別はありません。
ニューヨークの街角のカラー&カットサロンそれは、男性 ・女性とも理容・美容の区別を感じず、「理容・美容サービスを提供してくれるところ」が必要であるという、お客さんのニーズを背景にしています。また、 フランスでは、国家試験制度自体が美容に 一本化されていて、 ユニセックスサロンが主流で、かつての理容師が経営している理容店はごく 一部になりつつあります。イギリスではユニセックスサロン、パーパーショップが主体ですが、パーパーショップは営業時間帯、経営面で相当工夫しているように思われます。
日本でも理容師法・美容師法の改正が検討されており、実態でも、ユニセックスサロンが増加しつつあります。経営上は、理容店でも美容院でも隆々たるサロンは沢山あります が、お客さんのニーズを背景にして、ユニセックス化していくことは避けられません。
男性のお客さんが美容院に通うようになってきているなど、ここ一、二年の日本の消費者の動向を見ていると、いずれは理容・美容の区別がなくなるように思います。
美容チェーンの店頭公開企業、ショッピングセンターを対象に低価格美容室を多店舗展開しており、カット・パーマの料金を従来の半分程度に抑え、お客さんの対象を男性・子供にも拡大していますが、これなども理容店のお客さんを奪っており、ユニセックス化の一つの例であると思います。