新しい専門店
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マッサージなどサービスの種類によって専門店が出てきています。ネイルやマッサージだけの店はすでに多く出ています。カラーについても、 美容室大手が、ニューヨークの店舗と提携して、ヘアカラー専門の 美容室を展開しています。アメリカではすで現在は、カット、ネイル、カラーにネイル、カラーマッサージの店が街角に多く見られます。また、理容業の「QBハウス」は、顔そりをしない、10分以内のカットだけのサービスで成功していますが、これなども新しい専門店の形態といえるでしょう。
このように、美容中心ではありますが、レベルの高いサービスを求める顧客ニーズに対応したり、短い時間と安い料金で特定のサービスだけを求める顧客ニーズに対応するために、専門店が増えていく傾向にあります。
消費者が理・美容店を利用する動機を考えてみれば、容姿を整えたいという基本的なニーズのほかに、健康的な肌や髪を作りたい若く見られたい、リラクゼーションを得たいといったニーズがより重要になってきています。今後、理・美容業界は、「健康コンサルティング業」に向かうものと考えます。その点で、理容・美容両業界間の垣根が低下することと並行して、薬局・エステ・かつら・スーパーなどの融合化が進展すると考えます。
美容院やエステサロンの店版を拡大していけば、行き着く先には薬局との融合化があります。また、理容・美容・エステをしながらアロマテラピーなどヒーリングでドラッグストアの理・美容業と薬局・ドラッ クストアとの融合化が進んでいく可能性がある。